今回は、海外にも展開する人気の個性派サロン『LIM』に内定した学生をご紹介します。
まず一人目は、個々の強みが目立つ大型サロンで、自分の価値を高めていきたいという石井さんです。
KANBI2年 石井 達也さん
(兵庫県 県立龍野北高等学校卒)
【内定先サロン】 LIM (大阪)
独特の世界観をもつ個性派サロン。
国内外にヘアサロン・ネイルサロンを展開
就職活動を始めた時期と、内定先のサロンを目指した時期を教えてください。
就職活動を始めたのは1年の夏頃です。
サロン探しは主にインスタで行いました。
『LIM』を選んだ理由を教えてください。
実際にお店に通ってLIMに決めました。
スタイリストが多く、個々の強みが目立つ大型サロンで、自分の価値を高めていきたいと思ったからです。
『LIM』への対策はなにかされましたか。
LIMに何回も通ってスタイリストの方に覚えてもらう。
施術中にいろいろと質問したり、1年目、2年目の方に、面接に行った際の話を聞き、自分の面接の際に活かせるようにしました。
通うなかで、LIMが求める人材に対して質問すると、
“コンテストや成績も大切だけど、学生時代に他の人とは違う面白い経験をしたうえで、自分独自の考え方を持っている、それを発揮することができる人を求めている”
と答えていただきました。
『LIM』の就職試験の流れと、面接の際、意識していたことを教えてください。
書類審査→集団面接→集団面接
面接時には、自分がどんな人間かを知ってもらえるよう心掛けました。
質問内容は、事前に回答を準備できるような「なんでこのサロンを選んだか」というものもあれば、
事前に準備できないようなトリッキーなものまでいろいろありました。
面接官の質問に対して、言葉は崩れてもいいから、しっかり自分の話をできるようにしようと意識していました。
学校生活で特に力を入れていたことはありますか。
絵を描くことが得意だったので、たまにコンテストなどにも作品を出していました。
他の人は技術で差をつけてくるだろうから、あえて絵を描いて他分野から攻めることも意識していました。
LIMを受けた際も、他の人はスタイルブックを持っていく人が多かったのですが、僕は自画像を描いて自己アピール物として持っていきました。
▲-面接時に持って行った自画像-
最後にこれから就職活動をする後輩へメッセージをお願いします。
自分が就活のために必要だと思うことを全てすれば、自信になるかと思います。
続いては、同じく『LIM』に内定 した辻部さん。
KANBI2年 辻部 雅人さん
(大阪府 府立豊島高等学校卒)
@cheruuu_u
▲-インスタには服、髪型、アート、風景など自分の好きなものをアップし、自分の世界観を表現。-
【内定先サロン】 LIM (大阪)
東京・大阪・シンガポール・香港・台湾・上海にブランド展開する、独特の世界観をもつ個性派サロン。
「人を幸せにできる人をつくり、世界を変える。」を合言葉に、美容室・ネイル&アイラッシュサロンを運営。
就職活動を始めた時期と、内定先のサロンを目指した時期を教えてください。
就職活動を始めたのは1年の3月頃。
LIMは知り合いに教えてもらい、働いているスタイリストさんのインスタがすごく魅力的で興味を持ちました。
サロン選びで重視していた点と、『LIM』を選んだ理由を教えてください。
サロン選びで重視していたのは、服がイケている所と働く人の個性が現れている所です。
LIMはスタイリストそれぞれの色がすごく強調されているが、ごちゃごちゃ感を感じない。
同じような人がいないのが、すごく面白いと感じたし、ひとりひとりが違うからこそ、お互いをリスペクトできると思います。
▲-もともと、ファッションと美容で進学先を悩むぐらい服が好きで、
服についてもっと深く知りたいと思うきっかけとなったアートの展示会の画像-
『LIM』の就職試験を受けるにあたって、行った対策を教えてください。
LIMに就職しているKANBIの先輩に話をききました。
その後、お客さんとして何度かサロンを訪れ、スタイリストやアシスタントの人達に実際に話を聞きました。
自分のインスタもファッションやスタイルをより意識しアップするようにしました。
スタイルブックは、自分を題材としたものを作成し、『自分』をスタイルブックに落とし込みました。
▲-スタイルブックに使用した『自分自身が被写体となり表現した作品』-
▲-同じくスタイルブックに使用した自身を被写体とした作品-
この時のスタイルは、LIMのスタイリストの方にブリーチしていただいたのですが、
自分がまったく思い浮かばなかかったスタイルをバチっと決められ、リスペクトせざるを得ないほど衝撃をうけました。
就職試験の流れと、試験の際、特に意識していたことを教えてください。
書類審査→集団面接→集団面接
面接が2回(間隔が1カ月ほど)あったのですが、基本的に答えを用意せず、即興で質問に受け答えをしました。
質問内容は幅広く、それこそ事前に準備できるものもあれば、答えを用意するのが難しいものもありました。
特にLIMは人をみるサロンだと思います。「その人がその人が人生で何をしてきたのか」、
全体を通して「美容に熱意があって、どんだビジョンを持っているのか」を感じ取られている印象を受けたので、自分に自信を持って話をするのが大切だと思います。
最後にこれから就職活動をする後輩へメッセージをお願いします。
気合があればいける!
もともと自分のことが好きではなかったという辻部さん。
そんな彼がスタイルブックの題材を自分にしたのは、
『好きじゃない自分』を使って作品を作ることで『自分を好きになる』というテーマがあったそうです。
ネガティブな自分を変えてくれたヘア、メイク、ファッションを使ってもっと表現したい。
いろんな人が偏見にとらわれず、自由に自分を表現できるようになってほしい。
そんな風に、思いを語ってくれました。
それでは、次回の内定者紹介もお楽しみに!