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活躍するKANBI卒業生
ヘアメイクアーティスト
岩根 あやのさん 2009年卒
映像作品の中で輝く俳優さんの魅⼒を、
より際⽴たせるメイクをするのが私の役割です
ヘアメイクアーティストとしてのやりがい
⽇本テレビ系列のヘアメイク会社を経て、現在はフリーのヘアメイクアーティストとしてTVドラマや映画、CMの制作に携わっています。それぞれの役柄やシーンに合わせたメイクを⼿早く的確に仕上げていくことが求められるのですが、そこに⾃分なりの⼯夫を加えることも⼤切です。また、俳優さんの⼼⾝の状態を察してコミュニケーションの取り⽅を変えながら、現場の雰囲気を少しでも和やかにしたいというのが私のこだわり。そういう中から信頼関係が⽣まれ、俳優さんから指名されて仕事の依頼をいただくことが多く、それ⾃体が光栄なのですが、さらに、⾃分が関わった作品を多くの⽅に楽しんでいただけることに喜びとやりがいを感じています。
現場で必要な“仕事の早さ”が⾝についたのも学⽣時代
「始業前の朝練、授業、そして放課後の⾃主練が繰り返される⽇々…」と⾔うと過酷な学⽣時代だったと思われるかもしれませんが、実際はとても楽しい2年間でした。それは、目標に向かって⼀緒に頑張る仲間や⾯倒⾒の良い先輩たち、そんな学⽣を親⾝に指導してくれる先⽣⽅に囲まれていたからですし、私を本気にさせる仕組みがKANBIにあったからです。毎⽉、公表されるテストのランキングを上げようと練習に励み、少しでも上がれば嬉しくなって、“よしっ︕もっと頑張ろう”という気になります。そして気がつくと⼀歩も⼆歩もプロに近づいている。そんな風に⾃分の好きなこと、得意なことを追求できた2年間が楽しくないはずがありません。
⼤切なのはチャンスをつかむ準備をしておくこと
私は⼊学前からヘアメイクアーティストになるという目標を持ち、勉強にも真⾯目に取り組んだつもりです。目標があれば頑張れるというのは確かだと思いますが、それに固執しすぎる必要はないと思っています。勉強中あるいは社会に出てからでも転機は訪れます。⼤切なのはチャンスをつかむ準備をしておくこと。KANBIには幅広い選択科目が⽤意されているので⾃分で気づいていない可能性に出会えるかもしれません。そして、例えばヘアメイクに興味を持ったら、その興味を目標に育てていってください。ただ、ヘアメイクの世界は思っているほど華やかな世界ではなく、体⼒、精神⼒、覚悟が必要だということは先輩として断⾔しておきます(笑)
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